年間を通してスーパーで見かけるお手頃な大根。
冬の食材の大根12月頃から大根の値段も下がりはじめ、おでんや大根サラダを作ろうと購入したけれど、大きい大根を使い切れずにいませんか?
大きい大根は場所を取るため冷蔵庫に入り切らず困っている方も多いと思います。
本記事では、家庭で簡単にできる大根の保存方法を紹介していきます。
- 大根の常温や冷蔵、冷凍保存方法
- カットした大根の保存方法
- 大根の保存できる期間
何でも使える万能野菜の大根だからこそ、きちんとした保存方法をマスターして大根を楽しみましょう。
常温保存方法
カット大根ではなく1本丸ごとの大根なら、常温保存が可能です。
葉付き大根であれば、葉っぱ部分を切り落としましょう。
葉がついたままだと栄養を吸い取られてしまい、しなびれたり水分が抜けてスカスカになってしまいます。
カットする目安は葉の部分ギリギリから2cmほど上だと保存がしやすくなりおすすめです。
葉の部分を切り落としたら新聞紙に包んで、風通しの良い冷暗所に立てた状態で保存しましょう。
泥がついている場合はつい洗い落としたくなりますが、そのまま付着していた方が長持ちします。
採れたての証拠でもありますので、新鮮な状態のまま早めに味わいましょう!
冷蔵保存方法
冷蔵保存する場合も常温と同じく、葉っぱ部分を切り落としておきましょう。
新聞紙かキッチンペーパーで全体を包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。
立てて保存するのがベストですが、大きく立派な大根では難しいかもしれません。
立てて入らない時は横に寝かせてスペースが空いてから立てて入れましょう!
また、カットした葉っぱ部分も冷蔵庫にて保存が可能です。
- 切り口に湿らせたキッチンペーパーを巻く。
- ポリ袋や保存袋に入れて立てた状態で保存。
この手順で保存すると、傷みにくく鮮度をキープすることができます。
実は
大根の葉はとっても栄養豊富。
お味噌汁に入れたり、炒めてふりかけにしたり、使い方も豊富に美味しく食べる事ができます。
冷蔵庫に入れておけば、長持ちしますので捨ててしまわずに様々な料理に活用しましょう!
大根は冷凍保存もできる?
大根の美味しさをより長く、様々なレシピで楽しみたい方は冷凍保存を活用しましょう。
抑えておきたいポイントは
- 食べやすい
- 使いやすい
大きさにカットしておくこと。
作りたい料理に合わせてカットしておくと時短になり、無駄なく使い切れます。
まずは大根の皮を剥き、使いやすいサイズや用途別にカット。
キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、冷凍用保存袋にそのまま入れるだけです。
大根おろしにしてから冷凍しても使い勝手抜群です!!
こちらもおろした状態で冷凍用保存袋に入れいるか、製氷機やアルミカップに入れて凍らせる事ができるので簡単にできます。
カットして冷凍しておけば、お味噌汁や煮物には凍ったまま入れられるので重宝します。
1度凍った大根は組織が壊れやすくなり、ほろっとやわらかな食感に味が染み込みやすくなるなどいい事づくめ。
食べ切れなかった経験がある私も安心して保存ができます!
カット大根を保存する方法
カットした大根を保存する場合、1本丸ごとの大根と比べて切り口が多く、傷みが早くなりがち。
では
- 既にカット済みの大根を購入
- 冷蔵庫に入りきらない為、2等分や3等分に分けた時
のケースではどのようにすれば良いのでしょうか。
その答えは
カットした大根ごときっちりラップで包み、ビニール袋に入れて口を縛るかジップ付きの保存袋に入れて保存する。
切り口部分は乾燥を防ぐ為にピッタリと覆うようにしましょう。
しかし、カットした大根はどうしても丸ごとの状態と比べると日持ちしづらくなります。
早めに食べきるか、余ってしまったら冷凍保存に切り替えるといいでしょう。
大根の保存期間は?
大根の保存期間は
常温保存だと1週間程度
気温や湿度が上がらない状況で保存した場合の目安になりますが、傷みが早まる夏場は早めに食べきりましょう。
冷蔵保存では1週間〜10日
カット済みの大根を保存する場合は4〜5日と早まりますので食べきれなければ冷凍保しておくと安心です。
冷凍保存ではおおよそ1ヶ月
しかし、いずれも大根などの野菜には明確な賞味期限はないため
- 見た目
- 触り心地
で判断することが大切になってきます。
無駄なく美味しいうちに食べごろのサインを見逃さないようにしておきましょう。
大根の保存方法のまとめ
身近な野菜であり、1年を通し安定して手に入る大根。
保存方法によって美味しさを長持ちさせたり、使い勝手よく調理する事ができますよ。
丸ごと1本の大根も
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
と食べるタイミングやシチュエーションに合わせて様々な状態で保存が可能。
ぜひ最後まで無駄にせず、美味しく食べて尽くしましょう。